01.君にしか聞こえない




















見えない言葉と伝えられぬ気持ちが空気の中で、やさしくダンス。










花びらがたくさん舞っている。
その中にアキラとナノは、居た。暖かい風の中ただただ空を見上げて。
体が溶けていくような錯覚。開いた目の先にあるのは、春の匂いと甘い夢。
ああ、暖かい。
「きれい、だろ。」
笑みを浮かべるアキラに一瞬考えてナノは微笑む。
そこにも漂う甘い夢。
やさしい音と暖かい温度、見つめる先に舞う花びらと同じ色のこれは。
見つからない。見えはしない。
「きれい、だ。」












見えないそれは空を流れアキラへと。
わからない言葉に耳を塞ぎ口付けた、甘い夢。
























2005/03/27 咎狗の血(ナノアキ)




広告 [PR]ヒートテック  転職支援 わけあり商品 無料 チャットレディ ブログ blog